2012年11月05日

全国大会間近

 全国大会は今月末。
 コンクールに出る以上、とりあえずこの大会を目指してるわけで、そういう意味で出られることはうれしいと思う。でも、出るだけじゃ多分もったいない。賞の色も気にならないわけじゃないが、それよりはこの大会に向けて自分たちが準備し、限られた時間全力でパフォーマンスできるか、を試したい。今までの全国大会の時にはやれることやったっていう演奏ができなくて、悔しい思いをすることが多かった。他の団体のような個々の高い実力があるわけでなし、そういうメンタルなところが弱いんだろうと思う。でも、せっかく行くんだから、今度こそは・・・。他の中国勢のためにも堂々と演奏してきたい。

 曲については、なんとAグループで唯一のG2演奏団体となってしまった。G2を選ぶことは珍しいのだが、今年は自由曲が2曲ともポリフォニーなので。クリスマスのとてもかわいらしい曲だと思う。
 自由曲一つ目はモンテヴェルディ。このセスティーナは何回演奏しても楽しく、気持ちいい。「汲めど尽きせぬ泉のごとく」という言葉がぴったりする、歌い手の心を満たす超名曲だと思う。熱く、そして美しい。
 2曲目は鈴木作品の「詞華抄」から2。鈴木先生の曲は練習時間の短い一般団体には手が届きにくい存在だが、今回取り組んでみて、曲の素晴らしさに心打たれた。この曲の詩のサッフォーは紀元前、2000年以上前の人。その人の言葉が作曲家を動かし、そして歌い手を動かす。この気の遠くなるような時間の感覚。。。モンテヴェルディが古いタイプの曲といってもたかだか400年前のものなのだ。また鈴木作品は旋法によるポリフォニーから音楽が展開されており、現代のポリフォニーの面白さもある。

 おそらく、たいていの人は、「モンテヴェと鈴木?」となると思うが、聴けばきっと共通点が見つかるはず。コンクールの選曲は演奏会ではないので、コンセプトよりは聴き映え重視の選曲が大切なのだろうと思うが、できれば何かそこに盛り込みたい、といつも思っている。もちろん全然違う曲をするのも面白いとも思うのだが。例年、選曲とカップリングで死ぬ思いをするのだが、今回は割合すんなりいった方。(当初の曲を変えよう、と思った時点からだけど・・・)

 ま、こんなに時間をかけても聴いてくださるのは全国大会の聴衆だけ。うちの家族に「全国大会ってこの近くでしないの?聴きに行きたいわー」といわれてしまった。というわけで、全国各地で行われてるんだろう。富山はかなり遠くて、電車で7時間半、バスで9時間・・・!
 いい演奏がしたい、と思っている。


posted by ゾリステンアンサンブルHP管理人 at 17:22| 島根 ☁| ゾリステン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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